2017.07.07 Friday
〜信濃鶴〜 鶴に釣られて予期せぬ出会い。
クレーン=CRANE=鶴
って知ってました?
似てるといえば似てるよね、鶴に。紅白カラーでめでたいし。
湾岸の工場景色とか結構好きです。
と、そんなわけで今晩のお酒は「鶴」のお酒です。
信濃鶴(しなのつる)
いや〜、この酒ぜんぜん知らなんだ〜。
結構いろんなお店を巡っていたり、
ネットとかでも気になる蔵の銘柄とかは
チェックしてるつもりなんですが。
まだまだ奥が深いぜ、日本酒の世界。
どうですか。このラベル。
多分、なんの説明もなければ「知らん酒やわ〜」で
スルーしているかもしれない、王道日本酒ラベル感。
そして鶴がかわいい。
教えていただいたのは奥村酒店。
いや、こちらのお店、数は少ないんですが
骨太でいい酒を置いていらっしゃる。
訪問した日はちょっと予定があり、
要冷蔵の生酒系は買えないんだよねということで
おすすめしてくれたのがこちらのお酒でした。
「火入れですけど、おいしいですよ」と店長。さっそくお店で試飲。
正直、そんなには期待していなかったのですが、
まず香りがいい!ほんのりメロン系の香り。あれ、吟醸系?
「いや、純米なんですけど60%で削ってますね」
なるほど、純米吟醸規格か。どうりで。
聞くとここの蔵は石高は少ないものの、
全量純米酒のみというこだわりの蔵とのこと。
「どのお酒もしっかり米の味があってうまいんです、
そして何よりもコスパがいいんですよ。これでだいたい1000円です」
!!!!!!!!
このクオリティでこの価格、
衝撃のコストパフォーマンスでございます。
これはさっそく買いで。店長サンクス!
というわけで、スペックから。
・信濃鶴 純米酒
アルコール度数:15%
日本酒度:+4(ネット情報)
酸度:不明
精米歩合:60%
かなり情報は少なめですね、ネットでも。
ただ「知る人ぞ知る、こだわりの酒」的なコメントは多いようです。
では、さっそく一口。
試飲の際は香りが印象的でしたが、果たして。
香りよし。試飲の際よりも鮮明なメロン系の香り。
ほんのり綿あめ系の糖香もします。
味わいは…甘い、まったり、柔らかいファーストタッチ。
からの、下横に感じるほのかな苦み・辛み。とってもバランスがよい。
旨い。この価格でこの味は破格と言っていいでしょう。
そんな頑張ってらっしゃる蔵はこちら
酒造(株)長生社(杜氏さんのブログです)。
予期せぬ出会いに対してどうするかって、結構大事だと思うんですよね、この頃。
流れに身を任せ、あえて釣られてみるってのも時にはいいよね。
というわけで、今宵も
ごちそうさまでございました。
購入元:奥村酒店
価格:720ml/1080円(税込)
※購入当時の情報ですので変更になっている可能性があります。
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